Fumifumi談義~ニュージーランドのワイン~

ワインサロン フミエール3月の研究会のテーマは「ニュージーランドで活躍する醸造家」、日本人のオーナー醸造家について勉強しました。

Fumifumi談義
ニュージーランドにはクスダ・ワインズの楠田浩之氏、コヤマ・ワインズの小山竜宇氏、キムラ・セラーズの木村滋久氏、アタマイ・ビレッジの小山浩平氏、フォリウム・ヴィンヤードの岡田岳樹氏など注目の日本人醸造家の方々がいらっしゃいます。

ニュージーランドのワインが注目されるようになったのは1980年代後半に登場したソーヴィニヨン・ブランから。1990年代末にはピノ・ノワールが注目を浴びるようになり、2000年以降はワイン生産国として急成長を遂げました。

それ以前のニュージーランドの歴史を振り返ってみようと本をペラペラめくってみたのですが、意外と情報が少ないのです。

私の本棚に並んでいる化石のようなワイン解説本1974年(昭和49年)中央書院発行のTHE GREAT BOOK OF WINE(ワイン大全)には、ニュージーランドワインについてたったの半ページだけ記載がありました。

もちろん、40年以上も前の本なのでブドウ品種の説明にはソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールは登場しません。

白はミュラートゥルガウ、シャルドネ、シャスラ、パロミノ。

赤はピノタージュ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ジーベル5437。

ワインを造り始めた当初は甘口ワインか酒精強化ワイン、特にシェリーが多かったと書いてあります。

このような状況から40年あまりでニュージーランドワインのイメージを作り上げたのはワイン生産者の努力の賜物だと思います。

オークランド大学は2004年からボルドー大学との共同研究をスタートさせ、ボルドー大学の故・富永敬俊博士の指導のもとでソーヴィニヨン・ブランの香りの成分“アロマ前駆体物質チオール化合物”などの計測方法を学び、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの品質向上に貢献しました。

そして、ピノ・ノワールに関してもブドウ樹のクローン「10/5」「UCD5」「DRCエイベル」「Dijon clones」などを栽培、造りたいスタイルに応じて使い分けをしているそうです。

その他、リースリングやシラーを使用した品質の高いワインが続々と誕生、今後も大いに期待できる楽しみなワイン生産国へと成長を遂げることでしょう。


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