fumifumi談義~温故知新の日比谷松本楼~

「一年に1回10円でカレーが食べられる日がありますよね?」

と質問した私に日比谷松本楼のスタッフの方が丁寧に答えてくれました。

「カレーのイベントは、当店が1971年に放火で火事になり、
1973年9月25日レストランの再オープンに併せて10円カレーチャリティを実施したのが始まりです。
全国から沢山の温かい励ましをいただきその感謝の気持ちをこめて毎年の記念行事になりました。
チャリティなので10円以上だったらおいくらでも!」

ちなみにカレーは募金にご協力いただいた先着1,500名のお客様にふるまわれ、

集まった募金に日比谷松本楼からの寄付金を加えて「世界の子どもたちの活動のために」支援をされているそうです。
fumifumi談義~温故知新の日比谷松本楼~

日比谷松本楼のカレーの歴史は約100年前に遡り、
西洋風をまねたり流行を追ったり新しがったりする「ハイカラ」な人たちに「松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲む」ことが大流行したそうです。

1903年(明治36年)創業以来変わらない味のカレーは現在でも日比谷松本楼を代表する料理のひとつになっています。

と、偉そうにカレーのことを語っている私ですが、実は一度もこのカレーを食べたことがありません。

どなたかカレーとコーヒー、いえいえ、カレーとワインのランチをご一緒していただけませんか?

 
さて、歴史と伝統を大切にする日比谷松本楼ですが、新しいことにもどんどんチャレンジしています。

そのひとつが先日社内で開催された「第1回日比谷松本楼 料理コンクール」です。

このイベントは小坂文乃社長の発案で、

「若いスタッフは毎日毎日、野菜を刻んだりスープやハンバーグやカレーを作ったり、
決められた飲み物を提供したり、同じことの繰り返し。自分の持っている力を発揮できる場所を作ってあげたい」

という気持ちからこの企画を考えられたそうです。

厨房とホールスタッフが各1名、2名でチームを組んで料理3品と飲み物3種類のペアリングを提案します。

飲み物はアルコール飲料全般とノン・アルコール飲料が対象です。

なんと光栄なことに、このコンクールの特別審査員としてお声がけいただき審査に加わらせていただきました。

各12組の料理とワインのペアリング、36品の料理と36種類の飲み物を採点しました。

どのチームも誠心誠意努力した足跡が見られ、目からうろこのペアリングもチラホラ、私自身も勉強になるコンクールでした。

当日の審査が無事終了してホッとしたのも束の間、翌日体重を測ってみたら2kg増と大食いチャンピオンのギャル曽根化していたことが発覚!

今プチ・ダイエット中です(笑)

 
日比谷松本楼の歴史にはとうてい足元にも及びませんが、私もワインの講師になって26年、講師なりたての頃を振り返り、

これからも新しい知識や見解が得られるよう努力を重ねていきたいと思っています。

「温故知新」の気持ちを忘れずに。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です