Fumifumi談義~忘年会~

いよいよ忘年会の季節到来!Fumifumi談義「忘年会」

忘年会の意味を広辞苑で調べてみると「その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会」と書いてあります。

1年間は365日、誰でも大なり小なり苦労はあるもの。

ですが、もともと忘年会の「忘年」は、中国の言葉で苦労を忘れることではなく、

 1 年老いたことを忘れる

 2 上下の年齢を問題にしない。年齢の差を忘れる。

という意味になります。

1年間を締めくくる宴会は、苦労を忘れ、年齢の差を忘れ、楽しくさわやかにお酒を飲みたいものですね。

ところが、仲間同士の場合は年齢の差や立場を気にせずざっくばらんに楽しむことができますが、仕事関係の忘年会はそういう訳にはいきません。

そういうときに必要なのが「今日は無礼講で!」という一言なのです。

でも無礼講と言われても節度を守ってお酒を飲むのがルールです。

日本の酒宴の席では、神事など正式な儀礼に則って行われる礼講と、儀礼や作法にとらわれない無礼講に分けることが習わしとなっています。

礼講は身分によって席が決められ、その席から離れることは無作法とされました。

礼講のあとは無礼講になり下座の人は席を移って上座の人と酌み交わすことができるのです。

無礼講は、普段気軽に接することができない人生の先輩とお話ができる最大のチャンス。

悩んでいること、困っていることにも、的確で良いアドバイスをしてくれるかもしれません。

さて、12月10日の土曜日にワインサロン フミエールの忘年会を開催します。

ワイン仲間に無礼講は必要ありませんが、今年1年間の苦労を忘れて、大いに楽しみたいと思います。


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