あと2週間で新年を迎えますね。
一年の始まりは新しい目標を立てるのに最適の時期です。
「今年こそは」と期待が膨らみます。
英語を勉強する、資格を取得する、ダイエットする、身体を鍛える、貯金をして世界中のワイン産地をめぐる、などなど目標を立てて新年のスタートを切っていた私ですが、ほとんど3日坊主、もしくは実行しないで終わることが多かったような気がします。
毎年恒例、目標を立てるのがお正月の楽しみと割り切れればよいのですが、さすがに何十年も同じことを繰り返していると自己嫌悪に陥ります。
年の初めに、やりたいことや達成したいことを心に誓う人が多いと思うのですが、叶えられている人はどれくらいいるのでしょうか?
まず、どのような抱負や目標が多いのかネットで調べてみると、
・仕事を頑張る
・ダイエットをする
・プライベートを充実させる
・計画的に行動する
・ムダ遣いを減らす
・貯金を増やす
・健康維持する
・タバコをやめる
・恋をする
などなど様々です。
そして調べていくうちに、アメリカの大学の抱負や目標についての研究結果が目に留まりました。
アメリカのスクラントン大学の調査では、目標を達成できたという人は全体の8%しかおらず、92%は未達成に終わっているという結果が発表されています。
多くの人が最初の一か月でギブアップするケースが多く、中には一週間であきらめてしまう人もいるとか。
ニューヨーク大学で心理学に携わるPeter Gollwitzer教授の研究では、思っていることを発言して他者の理解を得ると、達成していないのにも関わらず脳が満足してしまうという結果が出ています。
ハーバード大学のAmy Cuddy教授によると、
「自分が立てた目標が失敗に終わることは自分自身をも傷つけ、さらにモチベーションを失わせてしまう」と言っていますし、
スタンフォード大学のBaba教授は、
「意思の力は筋肉と同じで鍛えなければ強化できないので、新年に目標を数多く作り過ぎるのは失敗する原因になる」と言っています。
耳が痛い研究結果ばかりです。
ところが、抱負や目標をできるだけ小さくすると達成できる確率が50%も上がるらしいのです。
日々、無理なくできることを習慣にすることが達成のカギになります。
例えば、健康のためであれば、
朝はラジオ体操、夜はストレッチ、駅までバスを使わず歩く、犬の散歩、…
など自分自身の負担にならない簡単なことから始めて徐々にやれることを増やしていくのが良いそうです。
そこで、気づいてしまいました!
手に届かなそうな抱負や目標は立てない、そしてすぐに始められることはその日のうちに実行する
ということ。
さて、ワインサロン フミエールは来年1月から新しい講座がスタートします。
いつかはワインの資格を取得したいという方も大いに応援したいと思いますが、まずはワインの楽しさに触れる講座からのスタートはいかがですか?
ワインの勉強を始めたいと思っている皆さ~ん、すぐに実行ですよ!
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