Fumifumi談義~ワインと健康~

「毎日ワインを飲みますか?」とよく質問されます。

答えはYES。ほとんど毎日ワインを飲んでいます。

飲む量は一日ハーフボトル(375ml)程度と決めていますが、外食やワイン会などではちょっと飲みすぎてしまうのは否めません(笑)

何週間か前の読売新聞の記事、健康に良くて長生きできる食べ物や飲み物に赤ワインが入っていました。

母が「赤ワインはやっぱり長生きできる飲み物なのね」と大騒ぎ。

赤ワインに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、適量を摂取することで癌や心疾患、脳梗塞などの病気にかかりにくくなるという話はよく耳にします。これらは賛否両論あるところですが、母は単純に「長生き=赤ワイン」に惹かれたようです。

数か月前にもこんな記事がありました。
Fumifumi談義「ワインと健康」

「赤ワインが脂肪燃焼効果を持つかもしれないという研究成果が、アメリカのオレゴン州立大学で発表された」

赤(黒)ブドウの成分が肝臓脂肪を抑えるというのです。

人間の肝臓と肝細胞をマスカダインというブドウから発見された4つの天然成分にさらして経過を観察、その結果、すでにできていた脂肪細胞の成長を抑制、新しく脂肪細胞が形成されるのを遅らせる効果があったそうです。

特に幹細胞内の脂肪酸の代謝をアップさせる効果が顕著だったとも書いてありました。

ちなみにマスカダインというブドウは、北アメリカ南部原産で一粒が3〜5cmと大きく、一般的なブドウよりも染色体が1本多いそうです。

マスカダインの4つの天然成分中、エラグ酸という物質が特に強力な効果をもたらせました。

エラグ酸は美白効果が高い成分で厚生労働省認可の医薬部外品有効成分に指定されています。

ラズベリーやザクロなどの果物、ゲンノショウコやユーカリなどに多く含まれるポリフェノールの一種です。

その研究グループは更に、高脂肪の食事でマウスを太らせ、そのうちの一部に赤(黒)ブドウから抽出したエキスを与えながら10週間にわたって観察しました。

すると、単に脂肪の多い食事だけを与えられていたマウスに比べて、ブドウエキスを与えたマウスは肝臓の脂肪の量が少なく、血糖値が低くなっていることが認められたそうです。

ちなみにこれらのマウスに与えられたブドウエキスの量は、人間に換算すると1日1カップ半(300cc)に相当します。

その実験では、これらの成分がダイエットに役立つかどうかまでは確認できなかったようですが、脂肪を燃焼させることで太りすぎの人の肝機能を改善することはできるのは確からしいです。

ただし、ワインはアルコール飲料、適量を守り楽しく美味しく飲むのが一番の健康法といえるかもしれませんね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください