コーヒーや紅茶はホットが好きなのですが、喉が猛烈に渇いていたのでコンビニでアイスコーヒーを買いました。
それが想像以上に美味しくて、2~3日に1回くらいアイスコーヒーを飲んでいます。
セブン-イレブン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンと飲み比べた結果、いずれも美味しかったのですが、個人的にはセブン-イレブンのアイスコーヒーが1番好きでした。
ワインのコメント風に言うと「コクがあって、スッキリと雑味が無く、余韻にほのかな甘み」という感じです。
ある日のこと、お会計の時にコンビニの店員さんが紙のストローを出してくれました。
私は、飲み物全般ストローは使わない派なのですが、折角なのでストローで飲んでみることに。
「あれ?」と思うくらい味が違うのです。
紙ストローを口に持っていくと紙の味が気になり、ふやけてくると紙感が増してきます。
唇に触れたときの感触にも違和感を覚えました。
温かいコーヒーは紙コップで美味しく飲めるのに、紙ストローは使い慣れていないから?
私のように紙のストローはちょっと馴染めないという人もいるはずですが、プラスチックから紙へとストローの素材を変える運動は世界的に広がっています。
アメリカのワシントン州シアトルでプラスチック製のストローが禁止されたのは2018年7月1日のこと。
その後、大手コーヒーチェーンやファストフードでもプラスチック製ストローの提供を徐々に減す計画を発表、現在に至っています。
プラスチックの大量生産は1950年代に始まりましたが、その後、世界中で毎年1000万トンを超えるプラスチックのゴミが海に流れ出しています。
その中でストローが占める割合はわずか0.025%。世の中にプラスチック製品は山ほどあるのに、なぜストローに注目が集まったのでしょうか?
理由は、ストローは身近なものですが、大半の人は使わなくても困らないからだそうです。
ストローから脱プラスチックを始めるのは頑張らなくても「地球を守りたい・自然環境に優しく・子供たちの未来のために」という気持ちがあれば誰にでもできること。
それにしても、私たちの周りには食料品の容器や飲料のボトルなど、使用後はすぐにゴミになってしまう「使い捨てプラスチック」があふれていますね。
プラスチックのゴミは燃やして処理できますが、地球温暖化を招く二酸化炭素が発生するという大きな問題にぶつかります。リサイクルするにも量的に限界があります。
プラスチックのゴミを減らす取り組みを、地球上で暮らす全員で考えていく必要があると思います。
そういえば少し前のこと、容量200mlの小瓶に詰められたスパークリングワインをストローで飲むのが流行ったことがありました。
瓶に口をつけてゴクゴク飲むよりストローで飲んだ方がスマートでオシャレ!
でも今後、小瓶のスパークリングワインに遭遇することがあってもストローは使いません。
グラスがあったらグラスで、無かったらラッパ飲みで!