ワイン研究会(過去の講座内容)

 テーマ内容水曜
午後
14:00
 ~
15:30
1ヴィンテージ・チャートへの考察毎年のブドウの作柄はワインを取り巻く情報のひとつとして重要視されています。

ブドウの作柄、いわゆるヴィンテージ・チャートを知らずしてワインを語れないような風潮さえもあります。

現在はフランスだけではなく、あらゆる国に詳細に表示したチャートがあり、ワインを購入する際の決断に影響を与えているのも事実です。

ワインの質に影響を与えるもの、それは作柄だけなのでしょうか?

ヴィンテージ・チャートの意味と市場における扱われ方を考えて行きます。
2016
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2生産地の相違点を見出す世界中に広がるワインの生産地は、フランスやイタリアなどヨーロッパの伝統的な国と、大航海時代後に開発されたアメリカやオーストラリアなど新しい国に大きく分けることができます。

同じブドウ品種であってもそれぞれの国で生産されるワインの味わいは同一ではありません。

生産地の違いはワインの味わいにどのような影響を与えるのでしょうか?

栽培や醸造などワインに与える要因を紐解き、そこに生産地がどのようにかかわっているのかを考えて行きます。
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3市場性のあるブドウ品種を考える世界のブドウ栽培地には多種多様な品種が植えられています。

それらのブドウ品種はすべてが平等に扱われるのではなく、ワインの主要品種として使用されるもの、発泡酒やブレンド用など補助品種としてブレンドされるものに大きく分けられます。

主要品種となるブドウ品種は多くの消費者に好まれるワインを造り出す能力を持っていなければなりません。

消費者の味覚を満足させる市場性のあるブドウ品種の基準について考えて行きます。
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4造り手のスタイル、技量とはワインはブドウの中の糖分が酵母の働きによってアルコールに変化した飲料です。

そこに様々な条件が関与して、多種多様なワインが生産されます。

産地、ブドウ品種、土壌、収穫年、醸造方法などすべての条件が同じであっても、ワインのスタイルが異なると感じるのはなぜなのでしょうか?

それは造り手のスタイル、個性なのかもしれません。

生産者がどのようにワインの味わいを決定するのかを考えます。
7/20
5ワインの保存と管理・古酒になり得るワインとは世界中のほとんどのワインは完成品になると、生産者から市場へと出荷されます。

リカーショップやレストラン、一般消費者に渡ったワインはすぐに飲まれてしまうかもしれませんが、しばらく置かれて飲み頃を待つかもしれません。

すぐに飲まれない場合、どんなに素晴らしいワインであっても管理が行き届いていなければワインにダメージを与えてしまうこともあります。

そして、どんなに良い条件で保管をしても、そのワインが持っている寿命を判断しなければ美味しく飲むことはできません。

ワインの将来を左右する保存と管理、そして寿命について考えます。
8/24
6ワインとグラスの関係を体験するグラスはワインの洋服です。

人も洋装や和装で雰囲気がガラッと変わるように、ワインも様々な形状のグラスで印象が変わります。

グラスによるワインの香りや味わいの違いは、実際に経験をしなければわからないものです。

「美味しいワイン」を「美味しく飲む」工夫の一つ、グラスについて学びます。
9/21
7樽の原点“ムルソー”ブルゴーニュ地方のムルソー村はコート・ド・ボーヌの中でもとりわけ大きな村。

その村で産出される白ワインのムルソーはシャルドネの代表ともいうべき風格が漂っています

そもそも樽をしっかり使ったシャルドネが人気になったのは、アメリカのオークがたっぷりきいたシャルドネ・ブームの時から。

そこから約40年、現在のムルソーのスタイルについて考えます。

10/26
8名脇役グルナッシュが主役になる!?グルナッシュは赤ワインの名脇役的存在でした。そのグルナッシュが注目を浴びています。

ロゼや赤ワイン、フォーティファイドワインまで広く使われている品種ですが、ほとんどブドウ品種名が前面に打ち出されることはありませんでした。

スペインが発祥の地といわれていますが、スタイルはガメイのようなチャーミングな普及品タイプ。

なぜ、高級なイメージに変わりつつあるのでしょうか?
11/30
9シュナン・ブランの楽しみ方9世紀にロワール地方で誕生したといわれているシュナン・ブランは、現在もこの地方の主要品種となっています。

遅熟で、本来は冷涼よりも温暖な土地での栽培に適しているといわれていますが、ロワール地方の不安定な気候が、時として味方になり素晴らしいワインが完成することがあります。

最近では、ロワール地方だけではなく、南アフリカでも、オーストラリアでも完成度の高いワインが産出されています。シュナン・ブランの目指す味わいを探ります。
12/21
10いまさら聞けないイタリアワインの素朴な疑問「イタリアワイン大好き!楽しく陽気で気軽に飲めるから!」という言葉をよく耳にしますが、それとは裏腹、イタリアワインは分かりにくいという意見を聞くことがあります。

それは、知識を持とうと勉強すればするほど理解しにくい要素を持っているから。

多くのワインは土着品種を使い、その土地の気候風土を反映しようとします。

独自の味わいとスタイルを持つ、イタリアワインの素朴な疑問をみんなで持ち寄りましょう!
2017
1/18
11サンテミリオンを飲む長い歴史、固有の文化を持つ町で造られる赤ワイン。

カベルネ・フランとメルロから造られるワインは、旨味がありスルリとスムースな飲み心地。

ところがブドウが植えられている土壌には一貫性がなく土地からの影響は均一ではないといわれています。

粘土石灰質土壌、砂・粘土質土壌など様々な土壌に加え、消費者が求めるスタイルがファッション的に変化しています。さて、サンテミリオンのキャラクターはいかに?
2/22
12ニュージーランドで活躍する醸造家ニュージーランドのワイン産業が拡大したのは、ここ30年間のこと。

1980年代にモンタナのソーヴィニヨン・ブランが国際的なコンクールで最優秀賞を受賞、90年代にはクラウディ・ベイのソーヴィニヨン・ブランが、アメリカのワイン専門誌で絶賛されたころからです。

銘醸地としての地位を確立すると世界中から醸造家が集まるようになりました。

もちろん日本人もワイン造りに挑戦しています。

ニュージーランドでワインを造る醸造家の魅力に触れます。
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13ブルゴーニュの造り手
ジョセフ・ドルーアン
メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは1880年ブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立された家族経営の造り手です。

限りないエレガンスを追及するといわれるワインのスタイルを検証します。
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14ブルゴーニュの造り手
ルイ・ラトゥール
ルイ・ラトゥールの歴史は1731年に一族がコート・ド・ボーヌでぶどう畑を所有、ぶどうの栽培と樽づくりをしたことから始まります。

フィロキセラなど数々の困難を乗り越え、確固たる地位を築き上げてきた手腕を検証します。
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15アロース・コルトン村、ペルナン・ヴェルジュレス村、ラドワ・セリニィ村
コート・ド・ボーヌ地区の北に位置するコルトンの丘から赤ワインと白ワインのグラン・クリュが誕生します。

その丘を囲む3つの村から生み出されるワインの個性を検証します。
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16シャルドネ
フランス VS アメリカ
世界中のワイン産地で栽培される白ブドウの女王シャルドネ。

気候や土壌、栽培方法、醸造や熟成方法がワインのスタイルに大きな影響を与えるといわれています。

フランスとアメリカ2国にフォーカスして相違点を検証します。
8/23
17ローヌ系品種の楽しみ方深まる秋、コックリしっかりした赤ワインが飲みたくなる季節です。

フランスのコート・デュ・ローヌ地方を原産地とするシラーを中心にローヌ系品種の魅力にふれてみましょう。
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18ロゼワイン比較テイスティングロゼワインは数年前から、ちょっとしたブームが巻き起こっています。

でも日本の市場ではロゼの人気はいまひとつ。

ロゼには高級でスター的な銘柄がないから?
どれもこれも同じ味わい?

いえいえ、ロゼにも高価なワインは存在します。
そして味わいも個性的。

ロゼワインの認識が変わるかもしれないテイスティングです。
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19マイナー品種の実力(1)
赤ワイン編
メジャー品種とマイナー品種の位置づけは世界のワイン市場の動向により変化します。

メジャーといわれるブドウ品種はフランスのピノ・ノワールやカベルネ・ソーヴィニヨン、シラーなどですが、ネッビオーロ、サンジョヴェーゼ、テンプラニーリョ、マルベック、ジンファンデルなどメキメキと品質が向上している黒ブドウもあります。

そんな赤ワインの実力に迫ります。
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20マイナー品種の実力(2)
白ワイン編
シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブランは世界で広く認知されている高級な白ブドウ、いわゆるメジャーな品種で安心感がある味わいに仕上がります。

実はそれ以外のブドウ品種でも将来的にメジャー品種になりうる力を持っているものや匹敵するものもあります。

そんなブドウ品種を探っていきます。
2018
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21グラーヴ地区の銘醸白ワイン、ペサック・レオニャンを味わうボルドー地方は赤ワインと貴腐ワインのイメージが強い生産地。

しかし白ワインを多く生産していた時代もありました。

辛口白ワインの銘醸地といえばグラーヴ地区。
その中でもペサック・レオニャンという1987年に誕生したアペラシオンは特別。

ペサック・レオニャンを含むグラーヴという大きなエリアをテーマにその力量を垣間見ます。
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22日本のボルドー系品種への考察日本のワインといえば甲州とマスカット・ベーリーAに注目が集まります。

時代を遡ってみるとメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンが日本の高級ワインの中心でした。

日本と本家ボルドー地方、その他注目のニューワールドのボルドータイプのワインを比較テイスティングします。
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23ニュージーランドワインの魅力ニュージーランドワインの実力は国際市場でも広く認められています。

19世紀からワインは造られていましたが、ワイン産業の規模が急激に拡大したのは、ここ30年くらいのこと。

1980年代からソーヴィニヨン・ブランに牽引されてきたニュージーランドワインの今後に迫ります。
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24スペイン・プリオラートワインの足跡プリオラートは銘醸地リオハと並び、特選原産地呼称(DOCa)に認定されたワイン生産地です。

プリオラートの名前は修道院で最も地位の高い「PRIOR」に従属していたことに由来、12世紀にこの地に移り住んだ修道士たちがブドウを持ち込みました。

世界的にも有名になったワイン生産地プリオラートの歴史を遡ります。
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25アメリカワイン・カリフォルニア州編世界第4位のワイン生産量を誇るアメリカ合衆国の主軸となるカリフォルニア州。

いわゆるニューワールドワインの国々の中では最も成功している生産地といえます。

低価格から高額のカルトワインまで幅広いワインを生産するカリフォルニア州の今をフォーカスします。
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26スペイン・リオハの伝統に触れる19世紀、フランス国内で蔓延したフィロキセラから逃れるためにボルドーの醸造家たちがリオハに移り住みました。

フレンチオークの小樽を使った熟成法を持ち込み品質が向上したリオハ。1991年にスペイン初の特選原産地呼称(DOCa)に認定され、現在もスペインのトップ生産地として君臨しています。

リオハの伝統的なスタイルを経験してみましょう。
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27アメリカワイン・ニューヨーク州編ニューヨーク州は近年話題のワイン産地。

しかし日本へはアメリカ国内を横断して西海岸から出荷する場合もあり、輸送とコストの問題で接する機会が限られるというのが現状です。

その上、小規模ワイナリーが多くほとんどが地元消費、州外や海外への輸出はほとんどありませんでした。

そんなニューヨークワインをテイスティングしながら一緒に学びましょう!
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28南アメリカ・チリとアルゼンチンワインの再認識南米の有名なワイン生産国といえばチリとアルゼンチン。

南アメリカはコスト・パフォーマンスに優れたワインの生産地です。両国とも近年の著しい醸造技術の発展と共に安価なだけではなく品質が向上、素晴らしいワインを世界に輸出するワイン大国に成長しました。

チリとアルゼンチンワインの個性をテイスティングから再認識しましょう。
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